パパイヤの花 / Flowers of Papaya

(English follows)

石垣島を散歩するとよく漂ってくる香りのひとつ。

パパイヤの花。

女らしいジャスミン系の香りと、青リンゴのようなフルーティな爽やかさを持ち合わせ、

都会的なレディのような香り。

これは、たぶん、雌の花かな? 

雌株と雄株があるようなのです。

よく道ばたに生えており、

これがあのパパイヤの花と気づくまでしばらくかかりました。

青いものは青物パパイヤとして、ここでは野菜として使われます。

細かい千切りにして、ツナと炒めると美味しいです。

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One of the smells that you notice when you walk around,
is the one of papaya flower.

It smells like feminine jasmine but yet fresh fruity like green apple. It’s like a modern city lady!

This one is perhaps the female one. The male one should look different.

It took me time to notice from the smell that it’s a papaya tree.

The green papaya is used as a vegetable. My favourite one is fried papaya with canned tuna.

キョウチクトウ / Nerium


(English follows)

天に向かって咲くこの白い花は、プルメリアのような香りがします。

外見もプルメリアに似てるのですが、微妙に違う。
キョウチクトウというそうです。

甘酸っぱい、禁断の果実ならぬ「禁断の花」といった香り。

しかし、実は毒性とか。

甘い誘いに応じてはなりませぬ。

米原キャンプ場内で見かけました。

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These flowers look and smell like purmeria, but they’re not.

They are Nerium.

Smells like forbidden flowers, and they’re indeed so – the fruit is toxic.

Don’t be seduced!

Having seen them in the Yonehara camping area.

八重山舞踊「赤馬節」

香りの話題から外れてしまいますが、しばしおつきあいください。

その土地の心を学ぶには、その土地の芸能を学ぶのが早道。

そう考え、八重山舞踊をはじめました。

いま練習しているのは、「赤馬節(あかんまぶし)」

10月に舞台に立つため、師匠から特訓を命じられました・・・。

東京に帰って来ている今でも、忘れないよう、

毎日練習しております。

「赤馬節(あかんまぶし)」は、もともと男性の踊りですが、女性も踊ります。

女が踊るときは、男性的な力強い振りつけの中に、女性の優しさを表現し、

男が踊るときは、女性的な優しい振り付けの中に、男性的な力強さを表現するのだそうです。

もともと踊りは、2年ほど前からベリーダンスをやっています。

石垣島でもサークルを始め、少しずつ輪を広げているほど踊るのは大好きですが、

その前は人前で踊るなんて恥ずかしくて考えられなかった私。

そんな私が、いまでは市街にある八重山舞踊のアトリエに通うのが楽しみとなっています。

観音菩薩様のような先生のお稽古を受けると、

まるで頭のてっぺんから足の指先まで、浄化されるようです。

月桃(ゲットウ)/ Shell Ginger

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石垣島を訪れ、散歩をすると、まず道ばたで目にする花。

月桃(ゲットウ)」という花です。

土地の言葉では、ムーチーとも呼ばれます。

花はシナモンやクローブのようなスパイシー香が強いのですが、
ローズなどの甘い香りも奥に秘められており、
このまま香水として纏えたら・・・と思うような香りです。

辺りにふわっと漂っているわけではないのですが、病み付きになる香りです。

お土産屋さんには、月桃の化粧水や石鹸など売っています。

葉を蒸留して得られる芳香水スプレーなどもお土産品です。

土地の方は、この葉を軒下に下げて虫除けにしたりもするそうです。

葉と実を干して作る「ゲットウ茶」は、蒸し暑い夏に清涼感をあたえてくれます。

沖縄県では葉にムーチーを包んで蒸すほか、香り付けを兼ねて饅頭の包装に使用されたり、肉や魚を包んで蒸し焼きにするなど幅広く利用されている。」とwikipedia 。

実は触るとかぶれるとのことですので、ご注意。

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One of the first fragrant flowers that you notice when you stroll around, is Shell Ginger.

It’s called “mu-chi” in the local dialect.

Smells very spicy like cinnamon and clove, and rosy.

It’s like something that you want to wear as it is as a perfume.

It does not release its smell in the area so you should actually get close to them. And you’d get addicted!

The local people developed cosmetic sprays and soaps, but traditionally the leaves are being used as anti-mosquito.

The tea they make from the leaves and seeds refreshes us in the hot and humid summer.

The leaves are used for cooking, for example as a wrapping materials for steaming rice.

サガリバナ / Cornbeefwood


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サガリバナ。

沖縄全域に見られる花のようです。

6月〜7月がシーズン。
日が暮れる頃に咲き始め、一夜でその命を落とす儚い花です。
翌朝、あたり一面に散らばっているその花を、
拾い、水に浮かべて、残り香を楽しむ。
ここの土地の方の感性が素敵です。
「咲いてると、けっこう遠くからも匂ってくる。
近くで嗅ぐとけっこう気持ち悪い」
と地元の方はその香りを表現します。
咲き始めは、クリームっぽいバニラの上に

アルデハイディックでいて、

リンゴのような、青い、甘酸っぱさ

エステル臭ですね。

そして「蒸し暑い」感じ。

満開のころには、香水用語的に表現すると “animalic honey”

インドール系が強い。
ムワッとするような甘い香りです。

その後、「熟れた香り」へと変化。

ジャスミンやヒヤシンスのように、

摘んでも香り続ける花の種類です。

アンフルラージュ法や、溶剤抽出法で、精油を抽出できるはず。
実はこの花、
なかなかお目にかかることのできない貴重な花なのです。
湿地帯、いわゆるジャングルのようなところに咲く花なので、
西表島では、「サガリバナ・ツアー」といって、
カヤックで早朝のジャングルに出かけて観にいくほどのもの。
石垣島では、ところどころ民家の軒先にあったり、

バラビドーの「たふく農園」や平久保の農園が、

観光客のために夜間ライトアップしてくれています。

料金は徴収せず、有志で・・・。素敵な心意気

(バラビドーのたふく農園のライトアップ)

香りは常に、一期一会。

このシーズンに石垣島に来られた方は、ラッキーです。

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Cornbeefwood

could be seen widely in Oknawa.

The season is from June to July.

They starts blooming at dawn,  and end their lives in the morning.

In the morning the local people collects them and float them in a small water bath,

because they keep fragrant.

They say “We notice from distant when they’re fully blooming.  And when we get close to them they make us unpleasant.”

In the beginning of blooming, if I would describe the smell…

creamy vanille,

aldehydic, and

sour-sweet green smell like an apple, probably esther,

and “humid hot”.

In its full bloom “animalic honey”, perhaps indol,

even more “humid hot”,

and then it changes to “ripe” smell.

They keep fragrant after falling, so they’re like jasmine and hyacinth.

The essence could be extracted by solvent extraction or enfleurage.

They grow in the wet land, so in Iriomote Isl. they organize a canoe tour departing early morning.

In Ishigaki Isl., you can find them sometimes in the gardens and streets.

Tafuku Farm in Barabido Area keep lighting them up at night.

It’s purely voluntary so entrance is free of charge.

Also in Hirakubo Area, they have a big garden with lights at night. Also it’s organized voluntary.

You’re lucky if you visit Yaeyama Area around this season.