サガリバナ / Cornbeefwood


(English follows)

サガリバナ。

沖縄全域に見られる花のようです。

6月〜7月がシーズン。
日が暮れる頃に咲き始め、一夜でその命を落とす儚い花です。
翌朝、あたり一面に散らばっているその花を、
拾い、水に浮かべて、残り香を楽しむ。
ここの土地の方の感性が素敵です。
「咲いてると、けっこう遠くからも匂ってくる。
近くで嗅ぐとけっこう気持ち悪い」
と地元の方はその香りを表現します。
咲き始めは、クリームっぽいバニラの上に

アルデハイディックでいて、

リンゴのような、青い、甘酸っぱさ

エステル臭ですね。

そして「蒸し暑い」感じ。

満開のころには、香水用語的に表現すると “animalic honey”

インドール系が強い。
ムワッとするような甘い香りです。

その後、「熟れた香り」へと変化。

ジャスミンやヒヤシンスのように、

摘んでも香り続ける花の種類です。

アンフルラージュ法や、溶剤抽出法で、精油を抽出できるはず。
実はこの花、
なかなかお目にかかることのできない貴重な花なのです。
湿地帯、いわゆるジャングルのようなところに咲く花なので、
西表島では、「サガリバナ・ツアー」といって、
カヤックで早朝のジャングルに出かけて観にいくほどのもの。
石垣島では、ところどころ民家の軒先にあったり、

バラビドーの「たふく農園」や平久保の農園が、

観光客のために夜間ライトアップしてくれています。

料金は徴収せず、有志で・・・。素敵な心意気

(バラビドーのたふく農園のライトアップ)

香りは常に、一期一会。

このシーズンに石垣島に来られた方は、ラッキーです。

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Cornbeefwood

could be seen widely in Oknawa.

The season is from June to July.

They starts blooming at dawn,  and end their lives in the morning.

In the morning the local people collects them and float them in a small water bath,

because they keep fragrant.

They say “We notice from distant when they’re fully blooming.  And when we get close to them they make us unpleasant.”

In the beginning of blooming, if I would describe the smell…

creamy vanille,

aldehydic, and

sour-sweet green smell like an apple, probably esther,

and “humid hot”.

In its full bloom “animalic honey”, perhaps indol,

even more “humid hot”,

and then it changes to “ripe” smell.

They keep fragrant after falling, so they’re like jasmine and hyacinth.

The essence could be extracted by solvent extraction or enfleurage.

They grow in the wet land, so in Iriomote Isl. they organize a canoe tour departing early morning.

In Ishigaki Isl., you can find them sometimes in the gardens and streets.

Tafuku Farm in Barabido Area keep lighting them up at night.

It’s purely voluntary so entrance is free of charge.

Also in Hirakubo Area, they have a big garden with lights at night. Also it’s organized voluntary.

You’re lucky if you visit Yaeyama Area around this season.