アトリエ マキ・ウエダ (香房PEPE)は、沖縄県石垣市にある、完全予約制のプライベートなアトリエです。コンセプトは、「魔女の実験室」。香りの工房です。

現在、ツーリスト向けに提供しているサービスは、「パフューム作り体験」「月桃蒸留体験」です。法人向けには「香りのツアー」をご用意してます。ショップ機能はなく、制作の雰囲気を大切にするため、見学はご遠慮いただいてます。体験コースをご予約ください。

アクセス・連絡先はこちら

IMG_4292

STORY

一年中花が咲き乱れる「香る島・石垣」の魅力をお伝えし、雨や風の日にも楽しく快適に石垣島を楽しんでいただきたいとの思いから、2015年2月19日の新月の日に通称「香りのアトリエPEPE」としてオープンしました。

DSC_1814 copy

石垣島のヘソに位置するひっそりとした於茂登(おもと)集落にあるため、隠れ家的なアトリエです。この集落にはもともと、切り花農家が多く、道ばたには通年カラフルな花が咲き乱れます。今となっては珍しい、瓦屋根の古民家を、大家さんご一家のご厚意で、アトリエとして使わさせていただいております。

沖縄県最高峰の霊山、於茂登山入口のすぐそばなので、山から吹き下ろす風も気もち良く、常に鳥のさえずりと虫の音が聞こる、ゆったりとした空間です。山の水で淹れたコーヒーの薫り。アトリエの庭はいつも、月桃や夜香木、ゲッキツ、ピパーチなどの石垣島ならではの香りに満ちています。

アトリエからのニュースレターを不定期で配信しています。こちらから登録できます⇩

http://eepurl.com/dhPs2H

DIRECTOR

アトリエ主催者 MAKI UEDAは「嗅覚のアーティスト」としておもにヨーロッパで作品発表しています。業界では、舞台や空間の香りの演出をしたり、企業やホテル向けの香りを開発したり、嗅覚教育に携わったりしています。

アーティスト・ポートフォリオhttp://www.ueda.nl

IMG_1977

2005年以来、嗅覚とアートの融合を試み、匂いを素材として作品を制作・発表する。現在は石垣島を拠点とし、ヨーロッパを中心に世界各地で展示やワークショップを行う。約10年のオランダ生活経験があり、オランダ王立美術大学でも定期的に嗅覚アートを教える。欧米で流行中の嗅覚アート界の先駆者的アーティストのひとり。世界的な嗅覚アートアワード”Art & Olfaction Award” ファイナリスト(2016, 2018, 2019年)。

石垣島には、喘息治療の目的で2014年に移住。2015年2月にサービスを本格的に提供開始。南国・石垣島のさまざまな香りが堪能でき、調香体験ができるユニークな古民家アトリエとして、アトリエオープン後すぐにJTAのツアー商品に。JTA機内誌、ソラシドエアー機内誌、北陸放送、鹿児島放送、人気旅行番組「旅サラダ」などのメディアでも紹介され、話題の観光スポットとなっている。

関連サイト:

PHILOSOPHY

嗅覚教育+香りで地域活性化

パフューマリーの基礎を習った「香りの街」、南フランスのグラースのような場所を作りたい。その思いがストーリーの始まりです。グラースは歴史的に香水産業が盛んで、そのイメージを観光に生かして成功しています。

移住先を検討した際、「香りのツーリズム」つまり香りで経済まで元気にしてしまうモデルを作れるとしたらどこだろうと考えたとき、石垣島にその可能性を感じました。石垣島は季節を問わず、香りの素材が豊富。実際にハーブ関係の専門家も潜在的に多く存在します。

移住後、石垣市主導のクリエイティブ集団 Creative Flag にも参加し、現代美術作家として、島のクリエイティブ・ツーリズムにも積極的に貢献しています。島の香りのノベルティグッズを制作したり、フェスティバルやイベントにおいて、WSや展示を行なっています(ツンダミ2015、Tokyo Design Week 2015、星祭り2016、Spring Trippin’ 2017、わらばーと 2016&2016)。

日常的には、自分の足を使って香りを発掘し、蒸留等の方法で独自に香りを抽出・加工しています。でも、精油を作ること(効果・効能をうたった製品を販売すること)を目的とはしていません。マーケットの原理に乗って自然を搾取することは、あるいはこの美しい自然環境には負荷になると考えるからです。それよりは、一滴の精油から、教育的な、あるいは創造的な価値を創り出したい。たとえば想像もしなかったような体験や、発見の喜びを提供したり。見えない香りに、どれだけ付加価値をつけれるかが、現在のわたしのチャレンジです。

そこは香りに満ちていて、嗅覚や香りのことを学べ、さまざまな体験ができて、香る庭園があって、香りのカフェがあって、ギャラリーがあって、ショップがあって・・・。一歩一歩ですが、グラースで見たその夢の実現にむけて歩んでいます。