香りのアトリエPEPE は、沖縄県の石垣島にある香りの工房です。コンセプトは、「魔女の実験室」。隠れ家的な雰囲気を大切にするため、「見学」はご遠慮いただいてます。以下のいずれかをご予約ください。(完全予約制)
1. 香りの体験ワークショップ(ツーリスト向け)
現在、ツーリスト向けに提供しているサービスは、「パフューム作り体験」「月桃蒸留体験」です。法人向け、グループ旅行向けに「香りのツアー」もご用意してます。
2. アトリエ訪問(予約制ショップ)
香りの作品をじっくり嗅ぎながら購入したい方は、こちらからご予約ください。日程を調整させていただきます。オープン時間は特に決まってなく、不定休です。
現在取扱中の香り:こちらのページをご覧ください。
お支払いは現金、あるいはクレジットカード。クレジットカードの場合は手数料3.4%いただきます。





場所
- 住所: 907-0451 石垣市桴海529(郵便は受け取れません)
- 電話: 090-7711-6005
- email: pepeandmaki *at* gmail.com ( “*at*” を “@”に置き換えてください)
address (only for visiting, no postage) :
Fukai 529, Ishigaki, 907-0451 Okinawa tel: +81-90-7711-6005 (facetime/whatsapp)
(Please call for reservation)
email: pepeandmaki * at * gmail.com (replace “* at *” with “@”)

STORY
一年中花が咲き乱れる「香る島・石垣」の魅力をお伝えするため、2015年2月19日の新月の日におもと集落にてオープン。






2022年1月、古民家の屋根の一部崩壊により、米原ビーチで有名な米原集落に移転。
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OWNER / OPERATOR
アトリエ主催者 MAKI UEDAは「嗅覚のアーティスト」としておもにヨーロッパで作品発表しています。産業活動としては、舞台や空間の香りの演出をしたり、企業やホテル向けの香りを開発したり、嗅覚教育に携わったりしています。
ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E7%94%B0%E9%BA%BB%E5%B8%8C

2005年以来、嗅覚とアートの融合を試み、匂いを素材として作品を制作・発表する。現在は石垣島を拠点とし、ヨーロッパを中心に世界各地で展示やワークショップを行う。約10年のオランダ生活経験があり、オランダ王立美術大学でも定期的に嗅覚アートを教える。欧米で流行中の嗅覚アート界の先駆者的アーティストのひとり。世界的な嗅覚アートアワード”Art & Olfaction Award” ファイナリスト(2016, 2018, 2019年)。
石垣島には、喘息治療の目的で2014年に移住。2015年2月にサービスを本格的に提供開始。南国・石垣島のさまざまな香りが堪能でき、調香体験ができるユニークな古民家アトリエとして、アトリエオープン後すぐにJTAのツアー商品に。JTA機内誌、ソラシドエアー機内誌、北陸放送、鹿児島放送、人気旅行番組「旅サラダ」などのメディアでも紹介され、話題の観光スポットとなっている。
関連サイト:
- アーティスト・ポートフォリオ http://www.ueda.nl
- ブログ:魔女の実験室 http://witch-lab.blogspot.jp
- 「ジャンクステージ人間模様」ブロガーズ・ポータルサイトのコラム http://www.junkstage.com/maki/
- note http://www.note.mu/makiueda
PHILOSOPHY
嗅覚教育+香りで地域活性化
パフューマリーの基礎を習った「香りの街」、南フランスのグラースのような場所を作りたい。その思いがストーリーの始まりです。グラースは歴史的に香水産業が盛んで、そのイメージを観光に生かして成功しています。
移住先を検討した際、「香りのツーリズム」つまり香りで経済まで元気にしてしまうモデルを作れるとしたらどこだろうと考えたとき、石垣島にその可能性を感じました。石垣島は季節を問わず、香りの素材が豊富。実際にハーブ関係の専門家も潜在的に多く存在します。
移住後、石垣市主導のクリエイティブ集団 Creative Flag にも参加し、現代美術作家として、島のクリエイティブ・ツーリズムにも積極的に貢献しています。島の香りのノベルティグッズを制作したり、フェスティバルやイベントにおいて、WSや展示を行なっています(ツンダミ2015、Tokyo Design Week 2015、星祭り2016、Spring Trippin’ 2017、わらばーと 2016&2016)。
日常的には、自分の足を使って香りを発掘し、蒸留等の方法で独自に香りを抽出・加工しています。でも、精油を作ること(効果・効能をうたった製品を販売すること)を目的とはしていません。マーケットの原理に乗って自然を搾取することは、あるいはこの美しい自然環境には負荷になると考えるからです。それよりは、一滴の精油から、教育的な、あるいは創造的な価値を創り出したい。たとえば想像もしなかったような体験や、発見の喜びを提供したり。見えない香りに、どれだけ付加価値をつけれるかが、現在のわたしのチャレンジです。
そこは香りに満ちていて、嗅覚や香りのことを学べ、さまざまな体験ができて、香る庭園があって、香りのカフェがあって、ギャラリーがあって、ショップがあって・・・。一歩一歩ですが、グラースで見たその夢の実現にむけて歩んでいます。