The Air of Ishigaki アロマレグランス No. 1 サガリバナ (Powder-Puff Tree)

¥3,800

石垣島の夏の夜、甘い香りを漂わせるサガリバナ。宵から咲きはじめ、明け方にはポトッと落ちる、ひと晩だけの儚い花。ローズのような、チュベローズのような香りが特徴です。国内では沖縄の湿地や川辺に自生します。北部平久保にはサガリバナの国内最大級の自生地があり、馥郁たる香りの世界に浸ることができます。花言葉 [幸運が訪れる]  

10ml、雑貨としての販売です。アロマストーンや、ティッシュなどに吹きかけてご使用ください。
原材料:天然抽出エキス、香料、エタノール、DPG

 

 

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説明

The Air of Ishigaki アロマフレグランスシリーズ

The Air of Ishigaki アロマフレグランスシリーズは、石垣島の自然の花の香りを抽出して作った、クラフトフレグランスです。 新型コロナウイルスにより旅は制限され、石垣島への来島さえ難しくなった時、「石垣島の香りをみなさんのところにお届けすることはできる。石垣島の素敵な香りたちで、おうちにいる時間を楽しんでいただければ」と、2022年4月29日リリース。 純粋エタノールで天然の香りを抽出した、貴重なエッセンスを使っています。抽出により失われる香りは、適宜フレグランスで補いました。調香師は、台湾人 Chao-Yu Yang。南仏グラースで調香を学んだ、調香師の卵です。 ひとつひとつが手作業なので、量産ができず、季節ごとの限定品となります。香りのアーティストによるクラフト・フレグランスです。

STORY

本来ならアロマディフューザー作りには驚くほど大量の精油や香料を必要とします。精油は1滴作るだけでも何トンもの原材料を必要とするので、非常に効率が悪く、そのため花の純粋精油のみを使ったフレグランスを作るのはほぼ不可能です。

 

こういった背景から、石垣島の自然環境に負担にならないフレグランス作りを模索し始めました。楽園の石垣島には通年、花はたくさん咲くけど、そこから蒸留により精油を作ることは避けました。香りは人間のためではなく、自然界のために作られているからです。花の香りはアリやミツバチのためにあり、花自身はこのように種の保存のためにがんばって咲いています。つまり乱獲は環境破壊につながります。

 

さまざまに研究と実験を重ねた結果、わずかな量の花から香りを抽出し、それを直接フレグランスに使い、失われる香りを調香により補うという、効率的な方法を編み出しました。そして、できるだけ落ちた花を使っています。石垣島の自然に負担をかけない、SDG’s的なアロマディフューザーを求めて生まれたのが、この形です。

 

開発には試行錯誤からすでに7年をかけており、「この季節ならあそこに行けばあの花が咲いている」という経験値も増え、2019年に収穫&制作着手、ようやくリリースに漕ぎつけることができました。