The Air of Ishigaki アロマレグランス No.6 マーニー (Taiwan Sugar Palm)

¥3,800

石垣島の梅雨の香り。4月になると朝方、私の家の窓からふわっとマーニーの甘い香りが入り込んできます。アカショウビンが鳴き始め、月桃の花が咲き始め、ああもう梅雨だなと感じます。長い夏の始まりです。マーニーは台湾や沖縄地域に自生するヤシの一種、クロツグの花です。金木犀にも似た、フルーティな香りが特徴。石垣島の特に沿岸部に特徴的な花で、他地域ではほとんど見られないので、花言葉はありませんが、私がつけるなら[初恋]

10ml、雑貨としての販売です。アロマストーンや、ティッシュなどに吹きかけてご使用ください。
原材料:天然抽出エキス、香料、エタノール、DPG

 

 

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説明

The Air of Ishigaki アロマフレグランスシリーズ

The Air of Ishigaki アロマフレグランスシリーズは、石垣島の自然の花の香りを抽出して作った、クラフトフレグランスです。 新型コロナウイルスにより旅は制限され、石垣島への来島さえ難しくなった時、「石垣島の香りをみなさんのところにお届けすることはできる。石垣島の素敵な香りたちで、おうちにいる時間を楽しんでいただければ」と、2022年4月29日リリース。 純粋エタノールで天然の香りを抽出した、貴重なエッセンスを使っています。抽出により失われる香りは、適宜フレグランスで補いました。調香師は、台湾人 Chao-Yu Yang。南仏グラースで調香を学んだ、調香師の卵です。 ひとつひとつが手作業なので、量産ができず、季節ごとの限定品となります。香りのアーティストによるクラフト・フレグランスです。

STORY

本来ならアロマディフューザー作りには驚くほど大量の精油や香料を必要とします。精油は1滴作るだけでも何トンもの原材料を必要とするので、非常に効率が悪く、そのため花の純粋精油のみを使ったフレグランスを作るのはほぼ不可能です。

 

こういった背景から、石垣島の自然環境に負担にならないフレグランス作りを模索し始めました。楽園の石垣島には通年、花はたくさん咲くけど、そこから蒸留により精油を作ることは避けました。香りは人間のためではなく、自然界のために作られているからです。花の香りはアリやミツバチのためにあり、花自身はこのように種の保存のためにがんばって咲いています。つまり乱獲は環境破壊につながります。

 

さまざまに研究と実験を重ねた結果、わずかな量の花から香りを抽出し、それを直接フレグランスに使い、失われる香りを調香により補うという、効率的な方法を編み出しました。そして、できるだけ落ちた花を使っています。石垣島の自然に負担をかけない、SDG’s的なアロマディフューザーを求めて生まれたのが、この形です。

 

開発には試行錯誤からすでに7年をかけており、「この季節ならあそこに行けばあの花が咲いている」という経験値も増え、2019年に収穫&制作着手、ようやくリリースに漕ぎつけることができました。