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WIKIPEDIAに掲載されました

香りソムリエスクール代表 上田麻希がこの度、嗅覚アーティストとしてのキャリアが世界的に認められ、wikipediaに掲載されました。

wikipedia英語 “Maki Ueda”

日本語にも和訳してくださった方がいます。感謝感激です。
wikipdeia 日本語「上田麻希」

美術の作家として活動するからには、後世に名を残すようなことをしたいと、当時はメディアアートをやっていた私が嗅覚アートの道を歩み始めてから17年。誰もやったことのないことをする、それはいばらの道でした。奇異の目で見られることもしばしば(もう慣れましたが)。旧友たちもびっくりしたことでしょう。日本と遮断されたオランダだったから、周囲の目を気にせず黙々とその道を歩むことができたのだと思います。

自分の職業を説明することに当初から苦心しました。最初は、scent artist とか、smell artist と呼んでいました。でもそのうち、私が研究したいのは匂いでも香りでもなく、嗅覚だと考え、olfactory artist と名乗ることにしました。そのときに、gmail とbloggerのドメインで olfactoryart を取ったので、かなり早い方なのでは。もしかしたら、olfactory art というジャンル名は、私と盟友のペーターが同時代的に、自分たちをそう呼び始めたことに端を発するのではなかろうかと思うこともあります。

キャリアの目標を達成することができ、感無量です。当時、この決意をした時のわたしに、言ってあげたい。あなたの選択は、間違ってなかったよと。今はこのキャリアが十分な収入にもつながっていますが、ほんとうに笑えるくらいロックな生活を送った時期も長いです。

このめでたいできごとを記念して、私をこれまで支え、信じてくださった嗅覚アートシーンの方々への感謝の意味も込めて、レクチャーを作りました。「嗅覚アートシーンの世界地図」。世界の嗅覚アートに関わる人たちやコミュニティを網羅して解説しています。世界は、動いています。

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体験時のワクチン接種証明提示のお願い

お知らせです。

アトリエ マキ・ウエダ は、新型コロナウイルスの流行状況を鑑みた結果、今後はワクチン未接種の方への体験提供を停止させていただくことといたしました。(未接種の方は、出発前のPCR検査での陰性結果をご提示いただければ、当面は可能とさせていただきます)

理由は以下の通りです。
・アトリエにはエアコンがないため、特に夏期は熱中症リスクのため、マスク着用ができない。
・冬季においても、マスクをつけていては匂いを嗅げない。
・対面の、マスクなしの体験提供なので、飲食と同程度のリスクがある。しかし同程度の補償や保険があるわけではない。
・感染防止策が十分とれない以上、他の対策でリスクを減らすしかない。

心苦しい決断ではありますが、小さい集落にある小さなアトリエのため、絶対に感染してはいけないと考えた末、上記のような方法で自衛をする以外ないという結論に至りました。これまでは良い方策もなく綱渡りで対応してきましたが、幸い現在は、ワクチン(あるいは検査)という選択肢があります。現在の感染者は、ほとんどが未接種の方という科学的データも出ています。

体験をご希望の方は、ワクチン接種時にもらった半券の写メをご提示ください。未接種の方は、出発前のPCR検査(できれば72時間以内)の陰性結果をご提示いただければ、当面は可能といたします。

また、8月18日から9月13日まで海外出張と自主隔離期間のため、クローズさせていただきます。

8月18日までの期間(8月4日〜17日)も、現在流行中のデルタ株のリスクが見えない上に、渡航前2週間は特に慎重に過ごす必要があるため、クローズさせていただきます。

以上、皆さんのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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オンラインワークショップ VOL.3 -香と色を聞く –

香りソムリエ™️・スクール開校記念オンラインワークショップ第三弾では、香道にインスピレーションを受け、「五色香」とよばれる組香をアレンジしました。(「組香」とは、香道において香りを当てる遊びのゲーム形式のようなもの。千種類以上が現代に伝わるとされています。)

お手元に、色とりどりの薬包紙に包まれた香り(粉末香料)をお届けします。色と香りの世界で遊びます。

あたかもほんとうの香席かのように、一体感をともなったセッションとなります。おのおのの環境でひとりの世界に浸りつつ、香りを通 して誰かとつながる—そんな体験を巣篭もり期間中に提供できればと考えました。

DATE

4/30(金)23:59 申し込み締め切り
5/11(火)20:00-21:00 ワークショップ本番

*離島からの発送は船便となり、輸送に時間がかかりますため、お時間をいただきます。

TICKET

  • お支払いはPaypalにて(クレジットカード 可)
  • PayPalでお申し込み時にかならず送付先の住所をご記入ください。
  • Zoomリンクは、Paypalでお申し込みいただいたメールアドレス宛に、ワークショップ前日23:59までにをお送りします。(pepeandmaki@gmail.comからのメールを受け取れるように設定しておいてください)
  • 返金はいたしかねます。あらかじめご了承ください。リアルタイムで参加できなかった場合でも3日間は録画を見られるようにいたします。
  • 同内容のワークショップは今のところ再度開催予定はないので、ご興味ある方はこの機会にぜひ。
  • 顔出しNGの方はミュートにてご参加いただけます。
  • パートナーとのご参加も可能です。男性でもお気軽にお申し込みください。
  • 準備の都合、お申し込みが10名さまに達した時に受付を打ち切らさせていただきます。

注意点:

PRICE: 

一般:6,000 (税込、手数料込、送料込) 

香りソムリエ会員(通信教育フレグランスアートコース会員)の方はこちら↓から

割引価格:5,500円 (税込、手数料込、送料込)

STORY

「五色香」では、色と香りの世界を楽しみます。

古代の中国においては、「木火土金水」を万物の基とする五行説があり、五色の思想もこの五行説に基づくものとされています。

青、黄、赤、白、黒の五色は混じりけのないところから正色と呼ばれます。これに対して混じりけのある色を間色と呼びます。紫は、もとは真紅をさしていましたが、時代が下ると青に代わって五色の中に入り、ついには「高貴の色」としてもちいられるようになりました。

間色である紫の香包の中に正色の香が入れられていることは、まちがった世の中においても、それを憂える正義の士が存在するという、孔子の言葉を表しているのではといわれています。

参考図書:香道の作法と組香 蜂谷宗由監修

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オンラインワークショップ VOL.2:空蟬香 〜香りを聞く〜 

香りソムリエ™️・スクール開校記念オンラインワークショップ第二弾では、香道を学びます。「源氏物語」をモチーフにした組香、「空蟬香(うつせみこう)」をおうちで体験できるようにアレンジしました。(「組香」とは、香道において香りを当てる遊びのゲーム形式のようなもの。千種類以上が現代に伝わるとされています。)

お手元に、10本のフレグランス(各0.5ml)、そしてムエットをお届けします。お届けする香りは、実際の香席で嗅げるような「沈香」や「伽羅」のような香木系ウッディな香り(私が調香しています)。ワークショップ使用後は、フレグランスとしてお使いいただくも自由です。

DATE

2/3(水)23:59 申し込み締め切り 満席御礼(1/30)
2/17(水)20:00-21:00 ワークショップ本番

*離島からの香水発送は船便となり、輸送に時間がかかりますため、お時間をいただきます。

TICKET

  • お支払いはPaypalにて(クレジットカード 可)
  • PayPalでお申し込み時にかならず住所をご記載ください。
  • Zoomリンクは、Paypalでお申し込みいただいたメールアドレス宛に、ワークショップ前日23:59までにをお送りします。(pepeandmaki@gmail.comからのメールを受け取れるように設定しておいてください)
  • 返金はいたしかねます。あらかじめご了承ください。リアルタイムで参加できなかった場合でも3日間は録画を見られるようにいたします。
  • 同内容のワークショップは今のところ再度開催予定はないので、ご興味ある方はこの機会にぜひ。
  • 顔出しNGの方はミュートにてご参加いただけます。
  • パートナーとのご参加も可能です。男性でもお気軽にお申し込みください。
  • 準備の都合、お申し込みが10名さまに達した時に受付を打ち切らさせていただきます。

注意点:

PRICE: 
10本ひと組のサンプルフレグランス、ムエット、送料込、税込

一般:6,000 満席御礼(1/30)

香りソムリエ会員(通信教育フレグランスアート)の方はこちら↓から

割引価格:5,000円 満席御礼(1/30)

STORY

「空蟬香」ではいわゆる源氏の夜這いのシーンをイマジネーションで楽しみます。

闇の中、忍び寄ってくる源氏の気配を香りで感じて、蝉の抜け殻のような一枚の衣を残して寝床を逃げ去った空蝉。なびかない女人はいなかったであろう、最高に魅力的な美男子相手に、、、、。

実は、現代で言えば、いわゆる身分違いの「ダブル不倫の恋」。盛り上がる要素しかありません(笑)なのであえて聡明な空蟬は身を引いたのかもしれません。義理の娘「軒端荻(のきばのおぎ)」を思いやり、半ば彼女を差し出すような形になりました。してやられたと苦虫を噛み潰したような思いで、華やかで肉感的な軒端荻を抱きながらも、空蝉を想う源氏。

冷たい仕打ちをする空蝉への執着は増すばかりで、せめてもの手綱にと、弟の子君を手元に置くほどです。さらには空蝉の夫が亡くなるや否や、尼になった空蝉を自分の豪邸に引き取り、生涯面倒を見るほどの執着と愛情ぶりです。

このセッションでは、伝統的な組香「空蝉香」をフレグランスで紐解きます。源氏の夜這い、そして男と女の駆け引きを、香りで想像(妄想?笑)してゆきます。みなさんの中にも、あらゆる感情が消えては現れるかもしれませんが、それは自己責任で。

レファレンス

ワークショップの前に「空蟬」に関するストーリー復習してみましょう。主だった登場は「帚木(ははきぎ)」「空蝉」「関屋」の三巻のみ。

古典が好きな方は、古語から丁寧に漫画付きで解説してくれているこちらのサイトで。原文のニュアンスも説明してくれるので、深く入り込むことができます。
https://ameblo.jp/aiaia18/entry-12176676163.html

手短にという方は、ウィキペディアで。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%BA%E8%9D%89_(%E6%BA%90%E6%B0%8F%E7%89%A9%E8%AA%9E)

小説のように読みたいという方はこちら。
http://www.genji-monogatari.net/

「箒木」と「空蝉」の章は読んでおきましょう。

漫画「あさきゆめみし」もいいですね。

参考図書:香道の作法と組香 蜂谷宗由監修

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オンラインワークショップ VOL.1 抽出編

香りの抽出ワークショップ、終了しました。カカオニブ、焼き芋、青リンゴ、生姜、ブラックペッパー、ジュニパーとジュニパーベリー、丁子とミカン、いちご、レモンピール、などなど。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。
お子様と一緒にできる内容でしたので、日曜日午前中にしました。子供がいると、和みます。
一瞬しーんとなって、それぞれが黙々と作業する時間が好きです。ふしぎと沈黙により、繋がっている感が出る。
わたしは月桃の泡盛抽出に挑戦。

普通に美味しく飲めそうな仕上がりです。今宵はこれで酒盛りかな。
 

今回は、ほぼ人生初のセルフオーガナイズのイベント。コロナとzoomというツールは、時代を変えました。以前同じことを東京でやったときは、オーガナイザーがハコを用意して、人的リソースも用意して、備品も用意してもらって、私は子供と犬を預けて飛行機に乗り、、、とたいへんな労力のかかる(しかもリスクも多い)一大イベントでした。

今後もセルフオーガナイズで、いろいろトライしたいことを、小出しにどんどん出していかないと。そのほうが時代に合っている。


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VOL.1:なんでも香りを抽出するワークショップ 

photo: 抽出されたパパイヤの花の香り

香りソムリエ™️スクール開設記念として、「おうちでできる」香りの入門ワークショップをテイホーム期間に断続的に開催します。第一弾として登場するのは、世界中の美術大学にてこれまで100名以上の生徒が体験してきた大人気の「抽出」ワークショップ。 

おうちにある匂いや香りを抽出して、簡単な「パフューム」を作ります。おうちのキッチンが実験室に。古本の香りや枕カバーの匂い、愛犬の首輪の匂い、キッチンのハーブの香りなど、身の回りにある香りを素材に、スーパーで買える素材とキッチンにある道具で、簡単な「パフューム」を作ります。

今回は個々におうちのキッチンでできるように、よりシンプルに、安全面やリスク管理に配慮した形式で提供いたします。材料はおおむね、スーパーや100円ショップなどで揃います。お子さんと一緒にご自宅で体験可能です。一般向けにはめったにやっておらず、日本では2度目です。この機会にぜひ一緒に楽しみましょう。

DATE:1月24日(日) 10:00-12:00

PRICE:4,000円 (通信教育フレグランスアートコースの会員様は3,000円)

  • お支払いはPaypalにて(クレジットカード 可)
  • Paypalでお申し込みいただいたメールアドレス宛に、前日1月23日23:59までにZoomリンクをお送りします。(pepeandmaki@gmail.comからのメールを受け取れるように設定しておいてください)
  • 返金はいたしかねます。あらかじめご了承ください。参加できなかった場合でも3日間は録画を見られるようにいたします。
  • 顔出しNGの方はミュートにてご参加いただけます。
  • お子さんとの参加も可能です。
  • 抽出する香りの素材について:香りがあれば、なんでも良いです。過去に学生が抽出した香り:古本、風船、ゴム、ペットの首輪、枕カバー、鉛筆の削りかす、マクドナルドのチーズバーガー、タバコの吸い殻、などなど。学生は視点が独特で、ユニークな香りを選びがちですが、より一般的なスパイスやハーブ、花などでもできます。

注意点:

注意点:

  • 作業中は常に環境を換気してください。
  • 火気厳禁です。ウォッカは揮発性なので、作業しているそばでタバコを吸ったり、ガス台を使うことは避けてください。
  • ワークショップ中の事故に関しては自己責任となりますので、ご了承ください。

ご準備いただくもの

キッチン道具系:

  • 電気ケトル またはお湯を電気で沸かせる保温ポットなど(1個) https://amzn.to/3ibWU9O
    *抽出にはお湯を使って、温度調整します。IHがあれば、お湯を沸かしながら作業するのもOKです。あるいは電子レンジでお湯をわかすとか。必ず電気家電製品を使ってください。アルコール(ウォッカ)を扱うため、ご自宅の調理台がガスの場合は、念のため別の離れた部屋で作業してください。
  • 耐熱ボウル (1個) https://amzn.to/3bEbfuC
    *洗面器などでもOK
  • キッチン温度計:水温を計るためのもの・防水 (1個) https://amzn.to/3skFigG
  • 香りの素材を細かくできる道具(すり鉢、乳鉢、包丁&まな板、など)
    *ご自身の選んだ香りの素材に合わせてご準備ください。
  • 計量カップ 50 ml を計れるもの (1個) https://amzn.to/3qipFV5
  • ボトル 50ml 以上のもの (1個) https://amzn.to/3i9qkpb
    *できあがった「作品」を入れる容器ですので、透明なものをおすすめします。透明な空き瓶でもOK。
  • 菜箸
  • キッチンハサミ (1個)
  • コップ(1個)
    *抽出液を「とりあえず」流し込む容器なので、普通のサイズのコップでOK。

その他消耗品:

  • お茶袋 (2〜3枚) https://amzn.to/3sncowi
  • ziplock サイズS(2枚) https://amzn.to/3qmkSls
    *スライダー付きのものは液漏れの可能性があるので避けてください。
  • ウォッカ (+- 50ml) 
    https://amzn.to/3qiscP5
    *拭香されていないもの、アルコール度40度以上のものが良い。
  • キッチングローブ(液体などが手につかないように) https://amzn.to/2MU39DA
    *素材はビニールでもラテックスでも、掃除用手袋でもOK。
  • A4の紙を横に8mm幅にカットしたもの:数本 (ムエットの代わりとして使います)
  • ご自身が抽出したい香りの素材:片手におさまるくらいの量(数種類用意して、ワークショップ冒頭で相談して決めてもOK)
  • ワークショップ内容詳細はこちらのサイトも参考に:https://gogo.wildmind.jp/feed/howto/153

お申し込みはこちら↑から。締め切りは 前日夕方、1/23 (土)17:00PM です。お申し込みが30名に達した時に受付を打ち切ります。

通信教育フレグランスアートコースの会員の方は、こちら↑からお申し込みください(割引価格)

PHOTO IMPRESSIONS

香りの素材:香りがあればなんでもよい
素材に合わせた方法で、細かく刻む
グループでやるときは、和気あいあいとします。オンラインでも、その雰囲気が感じられるでしょう。
最終的には抽出液をフィルターします。
オランダ・ロッテルダムのウィレム・デ・クーニング美術大学にて、コロナ禍の2020年10月にオンライン抽出ワークショップ