作品 Viral Perfume が アート・アンド・オルファクション・アワード にてファイナリストに選ばれました!

この度、世界的な嗅覚アートのアワード「アート・アンド・オルファクション・アワード」にてファイナリストに選出されました。(「実験的に香りを利用した、サダキチ・アワード・カテゴリー」です。)

コロナウイルスそのものにインスピレーションを受けた作品でしたが、まさにコロナ禍により海外での発表は困難を極め、入国禁止により私自身が現地に行けない状態で心許なくオープニングの日を迎えた、思い出深い作品です。自分の作品をいちばん見たいのは自分自身であるのだなあと感じました。

制作を支えてくれたインターンのまりなちゃん、そしてドイツ側のキュレーター、イングマーはじめ現地スタッフに心から感謝の意を表します。

ファイナリストに選出されるのはもうこれで連続4回目(通算5回目)かな? もうファイナリスト常連さんですね笑! しかし大賞は一度も取っていないという、、、。昨年はコロナ禍により開催されなかった分、今年はこれまでにないほど競争率は高かったはずなので、嬉しさもひとしおです。ここで光を当てていただき、嗅覚アート仲間からも広く「おもしろい!」と称賛される作品となりました。

7月1日にマイアミで開催されるワールド・パフューマリー・コングレス(WPC)にて授賞式があり、石垣島から行くとなると多大なコストがかかるので、迷っています。どなたか先見の明のある法人様で旅費・宿泊費のスポンサーになってもいいよ、という方がいらしたら、ぜひご連絡ください! 現地では受賞者はVIP待遇のため、私のパートナーとしていろんなイベントにご招待できますので、私の顔をかけて、世界の香り業界の方々にご紹介いたします。

作品 Viral Perfume について:https://www.ueda.nl/index.php?option=com_content&view=category&layout=blog&id=323&Itemid=902&lang=en

アート・アンド・オルファクション・アワードのページ:http://www.artandolfactionawards.org/2022awards/

もずくは海の香り

満月明けの大潮なので、午後はもずくを取りに潮干狩り。一年分のもずくを取ってきました。海で、もずくやスーナをおやつ代わりに食べるのが最高です。海の味そのまま。

海藻にはジメチルサルファイド(dimethylsulfide)という揮発性高い香りが含まれるため、海でいただくのがいちばん美味しいのです。もずく取りながらずっと中腰スクワットしてたので、明日は筋肉痛かな…

もずく取りには名蔵湾がいいです。みねや工房近くに車を停めます。

月桃の花の蒸留

海を見ながら蒸留

蒸留体験のお客様がいらっしゃいました。月桃の花を蒸留してみたいとのリクエストだったので、花と葉と半々くらいにして蒸留にかけました。

香りは、花のおかげでずいぶんまろやかになりました。蒸留はやはり、さまざまな素材を組み合わせた方が、まあるくまろやかになりますね。単体も好きですが。

ちょうど石垣島の梅雨の花、マーニー(くろつぐ)の季節でもあるので、マーニーのフレグランス(金色ボトル)もご購入いただきました。あたりを散歩したら、この匂いがしたとのこと。金木犀のようなフルーティな香りです。

フレグランス販売は、今のところ対面式のみで販売しております(要サロン予約)。石垣島の季節の花々シリーズ、5,000円です。